暗号資産セキュリティ企業リジェラは、テネシー州ナッシュビルで開催されたビットコイン2024で最新ハードウェアデバイス「リジェラ フレックス」の発表を公表しました。この製品は、リジェラのE-Inkタッチスクリンディスプレイ技術を使用し、前モデルの「リジェラ ステイク」ウォレットに比べて操作が容易になりつつ、高いセキュリティを保つことを特徴としています。さらに、リジェラ フレックスには「セキュアOS」というオペレーティングシステムが組み込まれており、デバイスはモバイルやデスクトップアプリケーション「リジェラライブ」と接続できます。このアプリは、ムーンペイ、コインベース、ペイパル、LIDOなどとの統合が行われており、70のブロックチェーン、200のデジタルアプリケーション(dApp)、1万以上の暗号通貨での取引やその他の暗号資産サービスが対応しています。現在、「リジェラ フレックス」の市場価格は249ドルで、リジェラの高級製品の一つです。「nano」シリーズでは、「nano Sプラス」の価格が79ドル、「nano X」の店頭価格が149ドルとなっています。「iPodファーソン」であるトニー・ファデル設計の「リジェラ ステイク」は399ドルですが、生産遅延により5月から顧客への配達が開始されました。