フランスの金融市場管理局(AMF)は、公式ウェブサイト上で、7月1日から暗号資産サービス提供者(CASP)向けの規制申請を開始すると公表しました。この動きは、EUの主な経済地域が、EUの暗号資産市場規制(MiCA)規定の多くが今年末に有効になるという背後にあるとされています。規制の対象となるCASPは、顧客の暗号資産の保管や管理、暗号資産取引プラットフォームの運営などのサービスを提供する事が可能になります。AMFは過去の監視実践において、暗号通貨会社に対して開放的な態度を示しており、去年5月には74の企業がこの制度に登録しています。一方、ドイツ、イタリア、スペインなど他のEUの大規模な経済地域の規制機関は、まだ関連する公式な公表を行っていません。