アメリカの宇宙探査技術会社スペースXは、今年末に人類初の乗員輸送極地飛行を行うことを発表しました。この民間の宇宙飛行任務は、暗号通貨起業家であるチュン・ワンがリードし、またF2Poolの共同創業者でもあります。さらに、極地探検家、ロボット専門家、映画プロデューサーの3人が参加します。彼らは、スペースXの「耐久」ドラゴン宇宙船で、フロリダ州の発射場から出発し、極地コースを経由して直接極圏を越えます。注目すべき点は、「フレーム2」タスクは国際宇宙ステーションと接続せずに、地球を独自に回るということです。最適な光照射条件を得るため、この任務は南半球の夏至直後に南極を飛ぶ予定で、宇宙船内には写真撮影に使用されるドーム型のコンパートメントが設置されます。これは、スペースXが2021年の「インスピレーション4号」タスクと、そのあとに打ち上げられる「ノーライト・エクスペディション」の二つ目の乗員ドラゴン宇宙船の自由飛行タスクになります。