リップル・ラボズの法務チームは、裁判所に要求を出し、2023年8月7日に決定された1億2500万ドルの罰金の支払いを一時停止することを希望しました。アメリカ証券取引委員会(SEC)は、支払いを9月6日以降に延期するという合意をしています。リップルは、111%の判決額、約1億3900万ドルを銀行口座に預け、上告期間が終了するか、上告結果が確定するまで待つ提案を行いました。この行動は、リップルがこの決定に異議を持っていると示していると共に、上告を考慮していることを表しています。リップルのCEO、ブラッド・ガーリングハウスは、この裁決を「勝利」としており、企業は罰金を「尊重」すると述べています。この案件はアナリサ・トーレス裁判官によって審理されており、もしリップルが上告を選択した場合、それはSECとの紛争が解決していないことを意味します。SECは、リップルが登録せずにXRPを売り上げたと主張しています。以前の裁判では、取引所でのXRP取引が証券とは構成されないと指摘されています。現在、XRPの価格は0.56ドルで、過去30日間で約0.15%の上昇となっています。